[40] ネームサービス UPDATED!
(Part of the CORBA FAQ, Copyright (C) 1996)


[40.1] COSNaming Moduleの中で定義されているIDL Interfaceとは何でしょう? NEW!

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CORBA Name Serviceは、NameContextとBinding Iteratorの2つの基本インタフェースで構成されます。NameContextとBinding Iteratorは、両方ともオブジェクトリファレンスを経てアクセスされ、分散されているCORBAインタフェースでであることに留意すべきです。NameContext は、名前を付けられたオブジェクトリファレンス群か、他の名前を付けられたNameContext群を含みます。それは、ファイル他のやディレクトリを含むディレクトリの関係と似ています。NameContexts と Binding Iteratorは、通常、同じName Serverプロセスとして実装されますが、これは仕様(必要条件)ではありません。CORBA NameServiceは、相互接続されたNameContextオブジェクトとNameServiceプロセスとで構成することができます。

BindingIteratorは、特定のNameContextの中に含まれるオブジェクトリファレンスを繰り返すのに使用されます。それは、NameContextの中の名前付きオブジェクトリファレンスの数を得るためのメカニズムを提供します。また、特定の名前付きオブジェクトリファレンスや(Name)Contextを検索するためにnext_oneとnext_nの操作を提供します。再びdirectoryとのアナロジーを持ち出すとすると、Binding Iteratorは、ディレクトリでlsやdirの操作をするメカニズムであるといえます。

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[40.2] NameContextは、どのように使用するのでしょう? NEW!

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NameContextインタフェースは、bind と resolveという2つの主な操作をサポートしています。いったん、NameContextオブジェクトリファレンスが得られると、ある他のCORBAオブジェクトの名前を付けるのに使用したり、名前でオブジェクトリファレンスを検索することができるようになります。これは、オブジェクトリファレンスと名前を引数に、NameContextのbindメソッドを呼び出すことができることを意味します。これは、将来の参照のために、NameContextに名前付きオブジェクトリファレンスを置くことになります。アプリケーションが名前でオブジェクトリファレンスを得ようとしたときは、適切なNameContextを入手して、特定の名前で、resolveをよぶだけです。これによって、名前付きオブジェクトリファレンスが、解決要求を行ったアプリケーションに返されます。

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[40.3] オブジェクトの名前を知らない場合、どうなるのですか?

CORBAネームサービスは、オブジェクトリファレンスが名前によって得られるように設計されています。名前は、サーバとクライアント間で同意される必要があり、分散アプリケーションのコンポーネント間でやりとりされるでしょう。また、いかなる名前付きオブジェクトリファレンスに接続する時にも、BindingIteratorインタフェースを使用することができます。CORBA NameServiceが非常に限定的ならば、CORBA trading serviceは、より適切かもしれません。factoryのような他のアーキテクチャは、オブジェクトリファレンスを得るための適切なメカニズムかもしれません。

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Revised Oct 5, 1996 Translated 0ct 24, 1996